筋肉のコリと血液・リンパ液・気(経脈・ツボを利用した中庸なエネルギー)
不調・病気へと繋がる筋肉のコリ
心臓を出た血液は、動脈によって全身に運ばれます。
全身に酸素や栄養等を渡した後、二酸化炭素や老廃物等を静脈やリンパ管を通して回収してきます。
リンパ管を通るリンパ液は、浄化槽的役割やリンパ球を増生・成熟させたりするリンパ節を通りながら、心臓近くで静脈に流れ込みます。
血液は、このように全身を循環しているといわれています。
気も全身を循環しているといわれています。
「12経脈」とあるので、まるで12本独立しているかのように認識されがちですが、12経脈は1つの輪のように循環していると認識されているようです。
筋肉の緊張により(筋肉がかたくなることにより)血管やリンパ管が狭められてしまうと血液やリンパ液がうまく流れてくれません。
筋肉の緊張があると(筋肉がかたくなっていると)気もうまく流れてくれません。
そうなると、気レベルでも血液レベルでも、必要なものが十分供給されず、不要なものがしっかり回収されない状態になってしまいます。
不調→病気 へと繋がっていってしまうのが想像できるかと思います。
筋肉の疲労を溜めこみ過ぎず、疲労が溜まったかなと思ったら、筋肉を休ませながら動くのが理想的だと思います。
疲労を溜めこんだままどんどん疲労が蓄積されていくと筋肉がかたくなっていくようです。つまり、コリです。
中の方のコリは新しくできた外側のコリがなくなってくれないと出ていけないようです。
また、コリは長期間持ち続ければ持ち続けるほど頑固なコリとなり取りにくくなるようです。
まるでキッチン周りの油汚れのようです。
筋肉のコリに注意しているだけで、気血の流れの滞りに注意できるので、不調・病気をかなり回避できるように思います。
筋肉のコリくらい、なんて放置しないで、気づいたらこまめにコリを解消するようにしていくことの大切さをわかって頂けたかと思います。
溜まりに溜まってから解消しようとするよりも、こまめに解消していった方が、自分の体も楽です。
筋肉のコリから病気にまで至ってしまったら、リラクゼーションではなく、お医者さんになってしまいます。
治療と健康促進では、日々のモチベーションも違ってくるでしょう。
贅沢な気分にひたれるリラクゼーション。
マイナス状態の治療。
治療に陥いる前にケアをして頂きたいものです。
医療行為としてではなく、リラクゼーションとしてのマッサージは、贅沢品といえばそうかもしれませんが、気持ちが良いことを体にしてあげるのは、悪いことではないですよね。
経脈、ツボといわれているものを利用して、エネルギーも流していければ、体感の強弱は人それぞれとしても、気持ち良い状態になって頂けるのではと思います。
過剰なところは減らし、不足しているところは補うような、中庸なエネルギーを流していく感じです。
経絡リンパボディーケア(オイルを使用した施術)は、中庸なエネルギーを流していくというより、リンパ液の流れを意識する部分が多いです。
中庸なエネルギーを流していくことを意識している部分が多いのは、経絡ボディーケア(オイル不使用の着衣での施術)の方です。
コースご選択の参考にして頂ければと思います。
女性専用リラクゼーションサロン
東京23区、埼玉県川口市・蕨市・戸田市
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